スプラトゥーン3を始めると必ず潜ることになるナワバリバトルですが、実は奥が深いです。
「塗っていれば勝てるんでしょ?」なんて大間違い。
キルするタイミング、スペシャルを使うタイミングなど、バトル中に考えなければならないことは山ほどあります。
今回はそんなナワバリバトルで安定して勝つための立ち回りを解説していきます。
チャレンジフェスのパワーを盛りたい。
レギュラーマッチが好きだからうまくなりたい。
そんな思いがあるなら必見です。
ちなみに僕はフェスパワーを上げるのが好きで、フェス期間中は寝る間も惜しんでチャレンジに潜っています。
基本戦略
○塗れるブキを使おう
○マップを開いて抜けをチェック
○序盤戦・中盤戦・終盤戦
序盤戦
○隅から隅まで自陣塗り
○味方と塗る場所が被らないように!
○人数有利ならスペシャル温存
中盤戦
○中央エリアまで前線を上げる
○人数不利なら諦めて下がる
終盤戦
○デスしないことが最優先
○スペシャルはラスト30秒で発動する
○敵陣抜けが有効な場合も・・・
基本戦略
ナワバリバトルで必ず見立てなければならない基本戦略を解説します。
塗れるブキを使おう
ナワバリバトルは最終的な塗り面積によって勝敗が決まります。
当然、塗りの強いブキのほうが有利です。
逆に塗れないブキを使用すると勝率が大きく下がってしまうので注意しましょう。
ブキ選択からすでに勝負は始まっているのです。
特にこだわりがなければ「シャープマーカー」が一番オススメです。
シャープマーカーは癖も少なくて初心者にも扱いやすいブキです。
塗りが強い、前線でキルが取れる、スペシャルも強い。
まさにナワバリバトルのために生まれたブキといっても大げさではないと思います。
フェス上位のプレイヤーも愛用者は多いです。
マップを開いて抜けをチェック
ナワバリバトル中は余裕があるときにマップを開く癖をつけましょう。
自陣に抜けていく敵を見つけるためです。
自陣に抜けた敵を放置してしまうと、塗り面積を大きく奪われて負けに繋がってしまいます。
もし自陣を荒らされたら、塗り直すところから始めなければなりません。
手遅れになる前に倒したいところ。
味方に自陣の守りを任せるのも一つの手ですが、味方が前線に夢中で、自陣に侵入されていることに気づかない場合もあります。
ちまちまマップを開いて、抜けていく敵は早期発見を心がけましょう。
序盤戦・中盤戦・終盤戦
ナワバリバトルで勝つためには、残りタイムによって立ち回りを変えなければなりません。
序盤と終盤ではステージの塗り状況がまったく違うからです。
ざっくり立ち回りを分けると次のようになります。
序盤戦・・・準備のターン
中盤戦・・・中央エリアを抑えるターン
終盤戦・・・リードを守り切るターン
ひとつずつ詳しく解説します。
序盤戦
ナワバリバトルの時間は合計3分間。
そのうち開始1分間でやらなければならないことを解説します。
隅から隅まで自陣塗り
リスポーンする場所の付近は相手が侵入しづらい貴重なスペースです。
きれいに隙間なく塗るようにしてください。
汚く塗られた最悪な自陣
きれいに塗られた理想の自陣
僕の体感ですが、汚い自陣ときれいな自陣では最後のジャッジに5~6%ほど差が出てきます。
バトルが始まって最初の1分間は自陣塗りに費やしてもいいでしょう。
ちなみに公式大会に出場している上手いプレイヤーたちは、自陣塗りが芸術的にきれいです。
僕も思わず感動してしまいました。
参考に一度見てみることをおすすめします。
公式大会『スタートダッシュ杯』の配信動画
味方と塗る場所が被らないように!
野良のナワバリバトルでは味方と通話することができません。
作戦をあらかじめ立てることもできません。
そうなると味方が初動から自分と同じ動きをする場合があるので、なるべく味方から離れた場所を塗るようにしましょう。
塗る場所が被ってしまうと、塗り効率が悪くて余計な時間がかかります。
例えば味方が初動で右側の自陣を塗っているなら、自分は左側にまわるといった感じです。
またスプラトゥーン3からスポーン位置を選べるようになりました。
はじめに降下する場所も、なるべく味方から離れる意識を持ってください。
他の味方から降下位置を離している事例(味方3人が真ん中に降りようとしていたので自分は右側に降りている)
人数有利ならスペシャル温存
自陣を塗っていると自然にスペシャルゲージが満タンになると思います。
自陣塗りが終わったら景気よくぶっ放したいところではあるのですが、人数有利を勝ち取っているようならスペシャルは温存してください。
ナワバリバトルは3分間しかないし、ガチルールのような延長戦が存在しません。
スペシャルの使える回数は限られています。
タイミングを間違えると、貴重なスペシャルが無駄になってしまうこともあるので、むやみに消費するのはやめましょう。
中盤戦
自陣塗りが終わったら撃ち合いを挑みます。
しかしただ正面から突っ込むだけでは有利状況は生まれません。
どんな動きを目指すべきなのか?
中盤戦で理解しておくべき立ち回りを解説します。
中央エリアまで前線を上げる
ナワバリバトル中盤戦の目標は、中央エリアをとにかく制圧することです。
潜伏キル、味方と挟み撃ち、スペシャル、制圧する方法はなんでもいいです。
中央エリアを取っておけば、有利な状況で終盤戦に挑めます。
さらに塗り状況が整っていると潜伏場所も増えるので、味方のカバーにもすぐ対応できます。
最後まで中央エリアを制圧しているだけで勝ててしまうことも多いです。
逆に駄目なのは、中盤戦なのにむやみに敵陣まで突っ込むことですね。
デスリスクが増えてピンチになりかねません。
中盤戦は前線を上げて、中央エリアをキープする立ち回りを目指してください。
中央が制圧できているのに敵陣まで踏み入るのは自滅行為ですぞ。
人数不利なら諦めて下がる
中盤戦は中央エリアまで前線を上げたいところなのですが、味方がやられてしまって、どうがんばっても中央が取り返せないときもあります。
そんなときは諦めて次のチャンスに備えましょう。
無理やり勝負を挑みに行っても、やられたらスペシャルゲージを失ってしまいますから。
中盤戦以降のデスは負けに直結することもあります。1デスの罪は重い。
やられると思ったらスタート地点にジャンプしてしまうのもありです。
たとえ味方3人がやられてしまっていても、自分が生き残っていれば前線を上げる準備をすぐに整えられます。
ナワバリバトルは後半になるほど逆転が難しいルールです。
中盤戦で負けていてもまだまだひっくり返せますから、危ないと思ったら焦らずに下がりましょう。
終盤戦
ナワバリバトルでもっとも実力が試されるのはラスト1分間の終盤戦です。
スペシャルを使うべきか。
潜伏キルを狙うべきか。
塗って盤面を維持しておくべきか。
敵陣に抜けるべきか。
囮になって味方の援護をするべきか。
少し選択を間違うだけで逆転されてしまうこともあります。
何度も練習して状況判断できるようになりましょう。
今回は終盤戦で勝つためのコツを紹介していきます。
デスしないことが最優先
逆転を狙う場合でも、リードを維持する場合でも、とにかくやられないようにしなければなりません。
終盤にやられてしまうと、ほぼ負けが確定します。
スプラトゥーンはデスしてしまうと前線復帰に時間がかかってしまいます。
ただでさえ時間の無い終盤戦にデスしてしまうと、もう塗り返すヒマがありません
前線も一気に下がってしまうでしょう。
終盤戦はクリアリングしながら、やられない立ち回りを徹底してください。
敵インクに脳死で突っ込むなんてもってのほかです。
スペシャルはラスト30秒で発動する
終盤戦でスペシャルが溜まっていることも多いと思います。
そのスペシャルは、有利状況でも不利状況でも強い切り札になります。
考えなしに消費してはなりません。
出来るだけラスト30秒頃に発動するようにしましょう。
有利状況で発動すれば、相手の逆転を防いで勝利を確実なものにできます。
不利状況で発動すれば、味方と協力して打開する起点になります。
ナワバリバトルのラスト30秒はキルを取り合う接戦になることも多いので、適切なタイミングでスペシャルを使うことができれば貢献度も大きいです。
終盤戦でやられてしまうと貴重なスペシャルも失くすことになります。絶対に絶対に生き残ってほしい。
敵陣抜けが有効な場合も・・・
スペシャルがない、味方も少ない、塗り状況も最悪、そんなピンチなときは敵陣抜けを試みてみるのもひとつの手です。
敵陣に抜けて上手く荒らすことができれば、塗り面積を大きく奪い取れます。
自陣の味方と挟み撃ちにして、大量キルへ繋げられることもあります。
不利状況なら逆転を狙って、敵陣に抜けるルートを突っ走ってもいいでしょう。
当然、囲まれてやられてしまいやすい場所なので、何度も敵陣抜けを狙うのはNGですが。